地図の上を歩く

カップルでオーストラリアにワーホリ中の旅好き二人が情報発信していきます。実際の経験や体験談を更新中★

【ワーホリ】出発する前に日本でするべきこと

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今回の記事では、ワーホリへ出発する前に日本でするべきことを、私たちの体験談を元にお伝えしていきたいと思います。

パスポートの取得又は更新手続き

まず海外に渡航する際に必要な、パスポートを取得しましょう。お住まいの都道府県の窓口にて取得することができます。取得するまでに約1週間~2週間ほど時間がかかる場合もあるので、余裕をもって申請しに行きましょう。既にパスポートをお持ちの方は、パスポートに記載されている有効期限が切れていないか、滞在予定日数以上の残存期間があることを確認してください。私は渡航前に5年パスポートを所持していたのですが、有効期限が残り半年しか無かった為、更新の手続きを行いました。

預金残高証明書の取得(英文記載)

こちらはビザを申請する際に、必要な書類となります。オーストラリアに滞在するにあたって、十分な資金を保持していることが条件となっています。最低5,000オーストラリアドル(約40~50万円)残高があることを確認し、銀行にて取得可能です。取得する際は、英文記載の残高証明書が必要です。銀行のホームページにてご持参物や発行手数料等をご確認ください。

ワーホリビザの取得

ビザはインターネットから申請が可能です。私たちはエージェントを通さず、日本語ガイドを見ながら自分たちで申請しました。金額は私たちの申請当時(2019年5月)、450オーストラリアドル(約35,000円)でした。申請後、早ければ数時間でビザ承認のメールが届きます。エージェントを通して申請することも可能ですが、代行手数料が5,000円~3万円ほどかかるそうなので、ご自身で挑戦してみることもお勧めします。ビザが下りたら、1年以内に入国しなければいけません。おおまかな入国日が決まってから、申請しましょう。

航空券の購入

渡航日を決めたら、航空券を購入しましょう。航空券は時期により価格の変動や航空会社によってはキャンペーンを行っているところもあるので、早めに調べることをお勧めします。私たちは成田発マニラ経由、メルボルン着の航空券をセブパシフィック航空にて購入し、一人当たり片道約48,000円でした。私たちの知り合いのなかには、ワーホリに行く決心をつけるために、ビザ申請前に航空券を購入した強者もいます…!ワーホリに行くことを悩んでいる方は、これも一つの手かもしれませんね(笑)

役所での手続き

ワーホリに行くにあたって意外と見落としがちなのがこの役所での手続きです。私たち自身、確定申告するのを忘れてワーホリに来てしまったため、家族の手を借りることとなりました,,,(泣)

それでは一つずつ見ていきましょう!!

海外転出届の提出

海外に長期で滞在される方は、海外転出届を役所に提出しましょう。いわゆる「住民票を抜く」ということです。海外転出届を提出することによって、それぞれ下記のようなメリット・デメリットがあります。

メリット:海外にいる間の住民税、国民保険、国民年金の支払いをする義務がなくなる。

デメリット:将来受け取れるはずの年金が満額受給できない。

私たちは将来受給できるか分からない年金にお金を支払うのはもったいない、という考えだった為、海外転出届の手続きを行いました。提出する際は、渡航日の14日以内でなければ手続きができません。

確定申告

ワーホリ期間中には、確定申告が必要になる場合とそうでない場合があります。それぞれ確認していきましょう。

確定申告が必要な場合

確定申告が必要な場合は下記に当てはまる方です。

ワーホリ前に日本で収入が発生していた(←私たちはこちらに該当しました)

ワーホリ中に日本で収入が発生している

まず「ワーホリ前に日本で収入が発生していた」場合についてです。もし年の途中にワーホリを開始した場合、その年の1月1日から出国する日までの所得を申告する必要があります。私たちは、下図のように5月末に退職をした為、確定申告をする必要がありました。しかし私たちは確定申告することを忘れてしまい、日本にいる家族にお願いし「納税管理人による確定申告」手続きをしてもらいました…(汗)

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次に、「ワーホリ中に日本で収入が発生している」場合についてです。これは日本国内での家賃収入などが挙げられます。こちらも確定申告の対象です。

確定申告が不要な場合

ワーホリ前・ワーホリ中に日本で収入が発生しない方は、確定申告は不要となります。

住民税の支払い

住民税とは、昨年の1月から12月までの所得や住んでいる地域に応じて額が変わります。また毎年1月1日の住民票の有無によって、今年度の支払いが決定されます。そのため『仕事を退職し、海外転出届を提出した翌年の住民税』は支払う必要がなくなります。支払方法は普通徴収にて一括もしくは分割で支払うことが可能ですが、私は退職後間もなく出国したため、代理で両親に支払いをお願いしました。(役所へ海外転出届を提出した際に、住民税について話を伺ったところ、誰かに代行して支払いをお願いする場合、「住民税支払い委託書を記入して再送してください。」と言われました)

※詳しい内容については、お住いの地域の役所にてご確認ください。

SIMロック解除又はSIMフリースマホの購入

海外でもスマホは、日常生活にかかせないものですよね。日本での携帯電話はほとんどSIMロックがされているため、他社のSIMを端末に挿入しても使えないようになっています。そのためSIMロック解除をする必要があります。SIMロック解除については、各携帯会社によって方法や条件等異なるため、各自ご確認ください。

私たちは既存のスマホが結構古く買い替え時だった為、新しいSIMフリースマホを購入しました。Appleにて2人ともiPhone7を購入したのですが、彼の画面割れしていた以前のiPhone7は8,800円で下取りしてもらえました。もし画面が割れていなければ、約2万円の下取り価格だったと、Appleの店員さんが言ってました(T_T)AndroidSIMフリースマホであれば、iphoneよりも安く3万円程で買えちゃうので特にこだわりのない方は下記リンクからも購入可能です。

国際運転免許証(国外運転免許証)の取得

ワーホリへ来て約8か月経ちましたが、未だにオーストラリアで運転したことはありません(笑)しかしせっかく日本の免許を持っているなら、ぜひ国際免許を取得することをお勧めします!友人とレンタカーを借りて遠出するかもしれないし、ファームに行こうと考えている方は車があったほうが有利になります。取得はお住まいの地域の、警察署や免許センターで受け付けています。即日交付できるところと後日交付になるところがあったりするため、地域ごとに調べてみてください。私たちは即日交付できる免許センターにて発行してもらいました。金額は約2,300円と決して高くはないです。ただオーストラリアは各州によって、運転に関する法律が異なるため渡航を考えている地域ごとに検索してみてください。

歯科治療

歯医者は必ず行きましょう!!なぜなら海外での歯科治療は保険適用外となっており、もし海外で歯医者に行った場合、高額請求になる可能性があります。実際にメルボルンで知り合った友人は、歯の詰め物が取れ歯医者に行ったところ約300ドル請求された…と言っていました(>_<)

日本で出国前に2人とも歯医者へ行ったのですが、彼は特に歯に何の問題も無かった為、”私も大丈夫だろう”と思い、出国日の1週間前に歯医者へ駆け込みました。すると、なんと上の親知らず2本とも虫歯になっていることが発覚…!歯医者さんに『1週間後には日本を出なければいけないんです!(汗)』と無理を言って、次の日には即抜歯、その次の日には消毒をし最短3日間で治療を終えました。”私は大丈夫だろう”という気持ちは持たず、必ず出国前に”早め”に歯医者へ行くことを強くおすすめします。

海外保険の加入申し込み(任意)

結論からいうと私たちは、2人とも海外保険に加入せずオーストラリアに来ました。海外保険って調べてみると結構高いんですよね…そのため私は日本にいる際に、クレジットカードを申し込みしました。

海外保険付帯クレジットカードについて

私はおすすめの海外保険付帯のクレジットカードについて調べ、年会費無料エポスカードを申し込みすることにしました。クレジットカードの付帯保険には、「自動保険」と「利用保険」の2種類があります。「自動保険」とは、クレジットカードを所持していれば保険が適用できるというものです。「利用保険」とは、航空券の支払いや海外旅行のツアーの支払いをクレジットカードで支払えば保険が適用になるというものになります。今回私が申し込みしたエポスカードは「自動保険」のクレジットカードです。ただこちらの海外保険は、1回の旅行につき最高90日間が限度となっています。実際渡航してからの90日間は特に何事もなく健康でした。

現地海外保険について

90日以降はというと、無保険で過ごしていました。ただ、やはり何かあった際に保険に入っていたほうがいいと思い、現地の海外保険に加入しました。いろいろ調べ『Bupa』という保険に加入し、半年でたったの300ドル(約2万円)という安さでした。ただ安い代わりに条件等あり、一度オーストラリアを出国してしまうと保険が無効になることやキャッシュレスではないなどの条件があります。私は保険費用を少しでも抑えたかったので、現地保険へ加入することを決めました。

携帯電話の解約又は番号休止手続き

日本で使用していた電話番号はオーストラリアでは使用しないため、解約もしくは番号休止手続きを行いましょう。私たちは帰国後のことや日本での電話番号を残しておきたかった為、解約ではなく番号休止手続きを行いました。日本を出発する直前に契約していた携帯ショップ窓口に行き、手続きしてもらいました。こうすることによって、月々の携帯料金が番号保管料のみで約400円程しかかからなくなり、帰国後も同じ電話番号を引き続き使用することができます。オーストラリアに着いてからは、オーストラリアの電話番号を取得することになります。”オーストラリアに着いてからするべきこと”については、今後の記事にて紹介していきたいと思います。

 

skst-aus.hatenablog.jp

 

まとめ

いかがでしたか?こうやって見てみると、日本でやるべきことってたくさんありますよね(汗)しかし何も分からなかった私たちでも、退職してから出発するまでの1か月間で準備できたのでご安心ください。しつこいようですが歯の治療は早めに、毎日の歯磨きも丁寧に!(笑)それでは~^^

 

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