【観光】囚人体験ができる!旧メルボルン監獄をご紹介
ばんちゃ!皆さんはメルボルンで囚人体験ができる施設があるご存じですか?今回はメルボルンの観光スポットにもなっている旧メルボルン監獄についてご紹介していきたいと思います。
旧メルボルン監獄とは
旧メルボルン監獄はビクトリア州内の急激な犯罪増加に伴い、1845年に建てられました。建設当時は広大な監獄でしたが、1920年代には使用されなくなりました。現在観光スポットとして残っているのは入り口や独房などです。この独房棟はかつて実際に136名もの囚人たちが絞首刑に処せられた場所でもあります。
その中には、オーストラリアで有名な『ネッドケリー』のデスマスクもあります。
ネッドケリーとは
ネッドケリーは貧しい10人家族の長男として生まれました。最初は無実の罪で監獄暮らしを余儀なくされました。監獄暮らし後は平凡な暮らしを求めていましたが、警察からの偏見や圧力により、次第に無法者として追われることとなります。その際に警察との銃撃戦などで3人の警官を殺害してしまいます。その後は殺人犯として懸賞金もかけられることに。。。逃げるうちに銀行強盗など罪を重ねていきますが、貧しい人や女性、子供には非常に紳士であったこと、そして権力に反抗していく姿から彼を崇拝する者までいました。
結局その後捕まり、25歳の若さで1880年11月11日に絞首刑に処せられました。
アクセス方法&施設情報
アクセス方法
377 Russell St, Melbourne VIC 3000
シティ内にあるため、アクセスは大変便利です。200番もしくは207番のトラムに乗り、Old Melbourne Gaolで下車すると目の前にあるのですぐ分かります。
施設情報
営業時間
毎日:9:30AM~5:00PM
休館日:クリスマス・グッドフライデー
【料金】
大人:$28
子供(5~15歳):$15
家族:$65
コンセッション:$23
囚人になってきた!
私たちも実際に行ってきました!!
まずエントランスでチケットを購入し外で待っていると、中から刑務官になりきった男性が現れます。男性はいきなり『早く中に入れ!』と言ってきました(笑)心の準備がまだできていなかった私たちや他の観光客は「もう始まってるの?!」というリアクション(笑)ドキドキワクワクしながらも指示に従い、入ることに。
中に入ると男女別に1列に整列させられ、刑務官から1枚のカードが渡されます。そのカードには自分自身の仮名と罪状が書かれており、私は”強盗”彼は”スピード違反”と書かれていました。刑務官はランダムで指名をし、この仮名と罪状を皆の前で読まされます。結構おもしろい内容も書かれていて、指名を受けたある女性は『私はストーカー行為をして捕まりました』と大声で言わされてました(笑)
そして刑務官の案内に従いながら、独房に入れられそこで1日過ごすという設定を体験し、その後は自由に観覧することができます。
実際にここに閉じ込められます!本当に真っ暗で、この中に1日閉じ込められたことを想像するだけで精神がどうにかなってしまいそう...”窓なし部屋”に住んでた私たちの経験からも、独房は辛くて怖いです(笑)
その他にも、様々な展示品を観覧することができます。実際に使用されていた拷問道具や処刑道具、囚人らの獄中日記等見ているだけで当時の雰囲気が味わえます。
この甲冑は実際に着衣することができます。私たちが行ったその日は家族連れで来ている人たちもおり、ちびっこ達が実際に来て写真を撮ってたところがとても可愛かったです♩
終わりに
実際に使用されていた監獄内を見る経験ってなかなか無いですよね。その中でも囚人体験ができるのは貴重です!特に刑務官役の方はすごくなりきりすぎていて、途中から自分が本当に罪を犯してしまったのかと錯覚してしまうほどです(笑)
アクセスも便利な場所にあるのでメルボルンに来た際はぜひ一度足を運んでみてください♩
↓旧メルボルン監獄公式サイトはこちら
https://www.oldmelbournegaol.com.au/
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