【新型コロナウイルス】州境閉鎖?!オーストラリアロックダウンについて
ばんちゃ!なかなか終息する気配のないコロナウイルス。それどころか感染者数はひたすら増え続けています。私たちの生活しているオーストラリアでも状況は同じで、日々感染者数は増加傾向にあります。今回の記事では最新のオーストラリア政策と最近の私たちの生活報告について記事にしていきたいと思います。
現時点での感染状況
https://experience.arcgis.com/experience/685d0ace521648f8a5beeeee1b9125cd
全世界での4月2日時点、感染者数。その数はなんと・・・
約82万人
死者数は、4万人にもなっています。
前回私たちがコロナウイルスに関してアップした記事(3月18日)の時点では、感染者数約18万人、死者数約7,000人でした。
このままではいけないと世界的に取り組みがなされていますが、この2週間ではコロナの勢いが途絶える気配は全くといって無い状況です。
私たちが住んでいるオーストラリアもさまざまな対策が取られていますが、感染者数は増え続けている一方です。
【2週間前】
感染者数:375人 死者数:5人
【4月2日現在】
感染者数:4,860人 死者数:20人
こうやって数字で見てみると、私たちも決して他人事ではないという意識が高まっていきます。
日本では先日、全国のお茶の間に笑顔を届けてくれた『志村けんさん』がコロナの感染によりお亡くなりになりました…
もちろん一度も会ったことのない方ですが、大好きな親戚のおじさんが亡くなってしまったかのようなとても悲しくて寂しい気持ちでいっぱいです。
日本に住んでいる方々も、今回の件でコロナに対する考え方が変わったのではないでしょうか?
コロナで騒がれている世の中でも今のシーズン日本では、お花見をしに行ったりする人たちがいます。日本政府の対策をどうこう言う前に、今一度ご自身の行動を考えて生活してほしいです。
布マスク2枚
もなかなかの衝撃ではありましたが…無いよりはマシかと。しかし各国の補償内容などを見てみると、日本の対応は遅れていると思います。東京オリンピックも1年延期となってしまいました。悲しいですね....
ここからはオーストラリアが実施している対策について書いていきます。
ロックダウンの具体的な対策
オーストラリアではロックダウンが実施されています。具体的な内容としては…
・オーストラリア国籍または永住者以外の入国禁止
・入国後14日間の自己隔離
・レストランやカフェ、映画館の閉鎖(テイクアウェイや配達のみ一部実施)
・一部州境の閉鎖
・家族以外、2人以上での集会禁止
・国内旅行の制限
などなど、、、厳しい措置が取られていますね。シティで働いているワーホリ生は、ほとんどの方が仕事を失っている状況です。「それならファームに行こう」と考えている方もいらっしゃるかと思いますが、ファーム側としても食品を扱っている以上新しい人は雇いたくないというところばかりなのが現実です。
それでも求人を出しているところというのは、本当にハイシーズンで人手が足りなく募集している(おそらく極稀)かお金儲けのための悪徳ファームなのでは?と疑います。
実際私たちが働いているファームでも新しい人は雇っていません。ファームを辞めて母国に帰るはずだったファーム仲間も、帰ることができずシドニーで足止めになっていると聞きました。ファームに戻りたくても今からはもう戻れない…とのこと(泣)
この状況がいつまで続くのか
州境閉鎖?!境界に住んでいる私たちは....
先週の月曜日「ロックダウンの影響で州境が閉鎖する!」とファーム仲間の間で情報が飛び込んできました。
私たちが住んでいるのは、NSW州とVIC州の境界。仕事場はNSW州ですが、食品等を買いに行くのはVIC州のミルデュラになります。その州境には大きな川が流れており、橋を渡ることで行き来できるようになっています。
今後食べ物を買いにショッピングできなくなるかもしれない!!橋が封鎖されるかもしれない!!
と、みんなの焦りと動揺がその時はありました。一斉にショッピングへ行く私たち。ColesやWoolworthへ行ってみると、周りのオージーたちも大量の買いだめをしておりもはやここまでくると何を買うべきなのか分からなくなってきます。お米やパスタ、小麦粉はもちろん無いです。
私たちは運よくその前に10kgのお米が買えたので、今はそれを食べて生きています(笑)私たちの住んでいるシェアハウスは16人暮らしで冷蔵庫が3つ。ショッピング後はというと、もうみんなが買ってきた食材たちでパンパンです!特に冷凍庫なんてスペースも狭いので、”とりあえず閉める”といった状況。一部の冷凍庫は冷凍の意味をなしてないらしいです…(とにかく詰めすぎ)
そんなこんなで1週間経ったのですが、買い物には無事に行けています。州境も行き来はできている状態です。
州境閉鎖というのは”一部の州”らしく現状では、SA(南オーストラリア)州・WA(西オーストラリア)州・QLD(クイーンズランド)州・NT(ノーザンテリトリー)・TAS(タスマニア)・ACT(首都特別地域)となっています。
つまり私たちの住んでいるところというのは、今のところ対象にはなっていない地域です。政府の新しい方針がすぐ発表されたりする状況ではあるので、現時点でも気は抜けないですね。
ファーム生活ではあるので、仕事以外ほとんど外出もせず基本的に家の中で楽しく過ごしてます。
帰国するべきかどうか
私たちのビザ有効期限は7月上旬。
”帰国するべきかどうか”がワーホリ生のなかでは問われる部分になってくるのですが、今のところ私たちはセカンドビザの日数まで働くつもりです。また幸運なことに仕事もあり続けられている状態にあります。タイミング的には、運が良かったほうなのではないかと思います。
しかし私たちも既に一時帰国するための航空券は購入済みであり、帰れるかどうかの保障はありません。そもそもセカンドビザが取れるのかどうかということすら不安になってきます。
それでも仕事があるだけまだマシなほうだと思って、今はとりあえずファーム生活頑張っていこうと思います。
まとめ
オーストラリアの現状についてお伝えしてきましたが、日本ではロックダウンが実施されていません。もし本当に実施されると不便な生活を余儀なくされます。日本にいる皆さんも緊急事態には備え、気を付けて生活しましょうね。
不要不急な外出は控え、自分の身は自分自身で守る・自分の行動が他人に迷惑をかけるかもしれないということをお伝えしたいです。『決して他人事ではないこと』を忘れずに。
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